「Résonances（レゾナンス）」は東京大学教育学部フランス語部会を責任母体とする新たな学生論文集の企画として2002年に立ち上げられ紙版で10号まで刊行されてきたが、2020年度刊行の第11号より、従来の紙面におけるデザイン性を継承しつつ、オープンアクセスジャーナルとしての利便性を備えたオンラインジャーナル・レゾナンスとして生まれかわったが、これは日本における学術的な広報物としてはおそらく初となる試みである。
新たなデザインの基軸となる各号を彩るビジュアルは、様々に変化生成を繰り広げ、たがいにこだましあい増幅しあいながら多様な効果を生み出し、より大きな地平へと発展していくイメージを視覚化して展開されている。ちなみに「Résonances（レゾナンス）」とは反響、共鳴を意味する言葉である。（本説明はサイトに掲載されている編集委員会執筆文からの引用を含む）

制作年 : 2019～2020年（現在も継続進行中）