甲斐絹バッグ

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Kaiki Bag
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Kaiki Bag （Silk applique）
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Kaiki Bag （Silk）
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Kaiki Bag （Silk shirring）
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Kaiki Bag （Silk shirring & frill）
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Kaiki Bag （Silk frill）
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Kaiki Bag （Silk gather & ribbon）
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Kaiki Bag （Silk tote）
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Kaiki Bag （Silk bag & scarf）
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Kaiki Bag （Silk applique mini tote）
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Kaiki Bag （Silk mini tote）
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Kaiki Bag Catalog （cover）
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Kaiki Bag Catalog （spread）
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Kaiki Bag Productのクライアント「甲斐絹座（かいきざ）」は400年ほど前の先染織物にその源を発し、江戸、明治、大正、昭和と隆盛を極め、独特の風合い・光沢・色柄を誇った高級絹織物を現代に蘇らせようと2002年に山梨県富士北麓地域の織物職人たち（5社）によって設立された。
地方都市で「ローカルな小資本ものづくり企業」を目指した甲斐絹座はさまざまなプロジェクトに取り組んだが、この2006年にスタートしたKaiki Bag制作はその活動の初期のエポックとなるものだった。
県内で生産された絹糸を使い、地元職人たちによる「撚り」「染色」「織り」といった複雑で高度な生産過程を経て生まれた21世紀の甲斐絹。先練り、甘撚り、高密度でとても軽いのに腰があってサラサラとしたぬくもりを失わない甲斐絹。粋という言葉が似合う繊細な絹織物なのにあえてバッグにしたのは、普段の忙しい暮らしの中でも、丁寧に扱わないといけないものがそばにあるっていいなと考えたから。
こうしてバラエティに富んだ様々な織り柄は、暮らしのシーンにあわせ、多彩なデザインによってオリジナル・シルクバッグやポーチ、そして襟巻きやコサージュへと生まれかわり、手に触れることのできる甲斐絹織物の立体見本帳として、2009年南青山にあるギャラリーで開催された「Discover KAIKI」展に展示された。
後半の「甲斐絹バッグ」パンフレットには各バッグデザインなどの詳細情報や「高配」「玉虫」「無地」「縞・格子」「絣」といった様々な織りの解説も掲載されている。

制作年 : 2006～2008年

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